【共感求む】新人薬剤師あるあるを15つ紹介〜楽しいことから辛いことまで〜

薬剤師として初めて現場に立つと、緊張と期待が入り混じる日々が始まります。

新人薬剤師は、学生時代の知識を活かせる喜びや先輩からのサポートに感謝する瞬間がある一方で、慣れない業務や人間関係、プレッシャーなどで悩む場面も少なくありません。

本記事では、新人薬剤師ならではの「あるある」を15個厳選し、楽しいこと・辛いこと・その他のエピソードに分けてご紹介します。

「自分もそうだった！」と共感できるポイントや、今まさに新人として奮闘している方の気持ちが軽くなるような内容をお届けします。

新人薬剤師あるある〜楽しいこと編〜

新人薬剤師の生活は、緊張や不安ばかりではありません。

新しい環境での出会いや学び、日々の成長を感じられる瞬間も多く存在します。

ここでは、現場に出てから「嬉しい！」「楽しい！」と感じやすいあるあるを紹介します。

初めての調剤や服薬指導がうまくできたときの達成感

新人時代、初めての業務は緊張の連続ですが、無事に終えられた瞬間は大きな達成感があります。調剤の手順を間違えずにできたときや、服薬指導で患者さんが笑顔を見せてくれたときは、「薬剤師になってよかった」と心から思えます。小さな成功体験が自信となり、仕事へのモチベーションを高めてくれます。

先輩から褒められたときの嬉しさ

新人にとって先輩薬剤師からの一言は大きな励みになります。「よくできたね」「成長したね」と声をかけてもらえると、それまでの努力や緊張が報われる気持ちになります。特に厳しい先輩から褒められたときは喜びもひとしおで、自信を持って次の業務に挑めるようになります。

患者さんに感謝される喜び

薬剤師は直接的な治療を行う職種ではありませんが、患者さんから「ありがとう」と言われる瞬間があります。薬の飲み方を丁寧に説明して不安を解消できたときや、体調の回復を一緒に喜べたときは、この仕事ならではのやりがいを感じます。患者さんの笑顔が、毎日の励みになるでしょう。

新しい知識を吸収できるワクワク感

現場に出ると、学校で学んだ知識だけでは対応できないケースに出会います。その度に調べたり、先輩に教わったりして新しい知識が増えることは、自分の成長を実感できる瞬間です。特に珍しい薬や処方に触れると、薬学の奥深さを改めて感じ、学び続ける意欲が湧きます。

仲間と一緒に乗り越えたときの一体感

繁忙期やイレギュラーな処方対応など、大変な状況を同僚や先輩と協力して乗り越えたときには、強い一体感が生まれます。互いにフォローし合いながら仕事を進めることでチームワークが深まり、職場に居心地の良さを感じるようになります。

新人薬剤師あるある〜辛いこと編〜

新人薬剤師は、慣れない業務や職場環境の中で多くの壁にぶつかります。

ここでは、思わず共感してしまう「辛いことあるある」を紹介します。

調剤ミスを恐れて手が震える

初めての現場では、調剤ミスが大きな事故につながるというプレッシャーが常につきまといます。そのため、手順を何度も確認しながら慎重に作業しますが、それでも「もし間違えたら」と不安になることがあります。この緊張感は経験を積むことで少しずつ和らいでいきます。

先輩や上司の指導が厳しく感じる

新人教育の一環として、先輩や上司から厳しい指導を受けることもあります。注意される内容は正しいことであっても、慣れないうちは気持ちが落ち込んでしまうことも。ですが、これらの指導は将来の自分を守るためであり、成長のための貴重な経験でもあります。

業務スピードについていけない

ベテラン薬剤師のようなスピード感で業務をこなすことは新人には難しく、焦りを感じる場面が多いです。特に処方箋が立て込む時間帯には、作業が追いつかずパニックになりそうになることもあります。少しずつ慣れていくためにも、焦らず着実に経験を積むことが大切です。

医師や看護師とのやり取りに緊張する

病院勤務の場合、医師や看護師と直接やり取りをする機会が増えます。最初は言葉遣いや説明の仕方に戸惑い、うまくコミュニケーションが取れないこともあります。回数を重ねることで、自分なりの対応方法が身についていきます。

仕事とプライベートの両立が難しい

繁忙期やシフトの関係で残業が増えると、プライベートの時間が取りづらくなります。休日も仕事のことが頭から離れないことがあり、心身の疲労が蓄積することも。セルフケアの方法を見つけることが長く働くためのポイントです。

新人薬剤師あるある〜そのほか〜

新人薬剤師の生活には、楽しいことや辛いこと以外にも、思わず「あるある！」と言いたくなるエピソードがあります。

ここでは、日常の中でよくあるその他の出来事を紹介します。

白衣のポケットがすぐパンパンになる

メモ帳、ペン、処方箋、ハサミなど、必要な道具を詰め込んでいるうちに白衣のポケットがパンパンになります。気づけば重くなって形が変わっていることも。ポケットの整理は新人時代の小さな課題の一つです。

名前と顔を覚えるのに苦労する

患者さんや医療スタッフの名前と顔を覚えるのは、新人薬剤師にとって大きな挑戦です。特に大きな病院や門前薬局では覚える人数が多く、最初はメモを見ながら対応することも珍しくありません。

初めての当直や休日出勤でドキドキ

病院勤務や一部の薬局では、当直や休日出勤を経験することがあります。いつもと違う雰囲気や対応すべき業務が新鮮である一方、緊張感も高まります。この経験が後の自信につながります。

薬の読み間違えにヒヤッとする

似た名前の薬や、用量が紛らわしい処方箋に出会うと、うっかり読み間違えそうになってヒヤッとする瞬間があります。このような経験を通して、注意深く確認する習慣が身につきます。

初任給で両親や家族にプレゼントを買う

初めての給料日には、感謝の気持ちを込めて両親や家族にプレゼントを贈る新人薬剤師も多いです。これまでの学費や支えに対する感謝を形にできる瞬間は、社会人としての喜びを実感する出来事です。

まとめ

新人薬剤師の1年目は、嬉しいことも辛いことも、そしてちょっと笑える出来事もたくさん経験します。

初めての業務に挑戦する達成感、患者さんからの感謝の言葉、仲間と協力して乗り越える達成感は、この時期ならではの宝物です。

一方で、業務のプレッシャーや人間関係、スピードについていけない焦りなど、壁にぶつかることも少なくありません。

しかし、これらの経験はすべて成長の糧となり、将来の自分を支える力になります。

新人時代を前向きに楽しみつつ、自分らしい薬剤師像を描いていきましょう。