薬剤師あるある20選！メジャーなものからマイナーなものまで紹介

薬剤師として働いていると、「ああ、これってあるあるだな」と思う瞬間が多くあります。

職場での出来事や患者さんとのやりとり、薬の取り扱いにまつわる細かいエピソードまで、共感を呼ぶシーンはさまざまです。

本記事では、薬剤師の中でよくある「薬剤師あるある」を20個ピックアップし、メジャーなものからちょっとマニアックなものまで幅広く紹介します。

これから薬剤師を目指す方にとっても、現場のリアルな雰囲気を知るきっかけになるはずです。

思わず笑ってしまうエピソードから、「わかる…」と共感必至の場面まで、ぜひ最後までお楽しみください。

薬剤師あるある20選

薬剤師あるあるを紹介します。

1. 処方箋の字が読めないことがある

医師の筆跡が達筆すぎたり略語が多かったりして、処方箋の解読に時間がかかることがあります。最初は戸惑っても、経験を積むうちに「この先生の字はこう読む」というパターンがわかってくるのも薬剤師ならではです。

2. OTC医薬品の相談が想定外に広がる

風邪薬の相談から始まったはずが、気づけばサプリや生活習慣の話にまで発展。お客様の健康全般に関わる相談を受けることは、薬剤師の重要な役割の一つです。

3. 薬の色や形で成分を当てられるようになる

日々多くの薬を扱う中で、製剤の形や色、刻印を見るだけで成分やメーカーを当てられるようになります。まるで薬の「図鑑」が頭の中にできていく感覚です。

4. 休日に患者さんとばったり遭遇

スーパーや外出先で患者さんに会い、「先生、元気そうですね！」と声をかけられることがあります。地域密着の薬剤師ならではの経験です。

5. 在庫切れの薬の対応に頭を悩ませる

製薬会社や卸の在庫不足が続くと、代替薬の提案や医師への連絡が頻繁に必要になります。患者さんに迷惑をかけないよう、迅速かつ丁寧な対応が求められます。

6. 一包化の数が多すぎて終わらない日がある

高齢者や多剤服用の患者さんの一包化業務は時間がかかります。期限ギリギリまで作業を続けることもあり、集中力と体力が試されます。

7. 医薬品名の似ている薬の取り違えにヒヤリ

名称が似ている薬は取り違えのリスクがあるため、監査時に何度も確認します。ヒヤリ・ハットの経験から慎重さが身についていきます。

8. 新薬の名前が覚えづらい

新しい薬が発売されるたびに、その名前や作用機序を覚えるのが大変。語感や成分名の由来を意識しながら記憶に定着させます。

9. 季節によって患者数が変動する

冬は風邪やインフルエンザ、春は花粉症、夏は熱中症対策といったように、季節ごとに処方内容や患者数が大きく変わります。

10. お菓子や差し入れをもらうことがある

感謝の気持ちとして、患者さんからお菓子や果物などをいただくことがあります。もちろん受け取り方には配慮が必要ですが、嬉しい瞬間です。

11. 医療ドラマを見てツッコミたくなる

薬剤師が登場する場面や調剤シーンで、現実とは異なる描写に思わずツッコミを入れてしまうことがあります。

12. レセプト業務の時期は忙しさが倍増

月末月初のレセプト作業は、入力や確認作業が重なり非常に多忙。残業が増えることも珍しくありません。

13. ジェネリック薬品の説明に時間がかかる

患者さんにジェネリックの利点や違いを説明する際、意外と時間がかかります。納得してもらえるまで丁寧に対応します。

14. 分包紙の静電気に悩まされる

冬場は特に分包紙が静電気でくっつき、作業がしにくくなります。加湿器を置くなどの工夫が欠かせません。

15. 薬袋のデザインにこだわりを持つ店舗がある

小児用にキャラクター入り薬袋を用意するなど、店舗ごとに工夫があります。患者さんの笑顔につながる細やかな配慮です。

16. 薬歴記載に時間を取られる

患者さん一人ひとりの薬歴を正確に残すため、記載作業には思った以上に時間がかかります。

17. 薬の略号や業界用語が日常会話に出る

つい職場の用語を家庭や友人との会話でも使ってしまい、相手が「それ何？」となることも。

18. 薬価改定の時期は混乱しがち

薬価改定は在庫管理や価格表示の更新が必要で、業務が煩雑になります。

19. 薬品コードの数字が頭に入ってくる

頻繁に扱う薬のコードは自然と覚えてしまい、無意識に入力できるようになります。

20. 患者さんの「この前の薬が良かった」に嬉しくなる

薬剤師として、自分の提案や服薬指導が患者さんの健康に役立ったと感じられる瞬間は、大きなやりがいです。

まとめ

薬剤師あるあるは、日々の業務や患者さんとのやりとりの中で生まれる小さなエピソードの積み重ねです。

今回紹介した20選の中には、現役薬剤師なら共感できるものも多かったのではないでしょうか。

これから薬剤師を目指す方にとっても、現場のリアルな一面を知る参考になるはずです。

薬剤師という仕事は責任が重く大変なこともありますが、患者さんの健康を支えるやりがいも大きい職業です。