【丸パクリOK】薬学部の学生の病院＆薬局実習のお礼状の例文を紹介

薬学部の実習を終えた後に欠かせないのが「お礼状」です。

お世話になった病院や薬局の指導薬剤師、スタッフに感謝の気持ちを伝えることで、今後のつながりや印象にも良い影響を与えます。

しかし、「どんな内容を書けば良いのか」「形式が固すぎても軽すぎても不安」と悩む学生は多いものです。

この記事では、薬学部の病院実習・薬局実習でそのまま使えるお礼状の例文を紹介します。

丸パクリしても問題ない汎用性の高い文面をまとめたので、これから実習を終える方はぜひ参考にしてください。

薬学部実習後にお礼状を書く理由

薬学部の実習は、大学の授業では学べない実践的な体験ができる貴重な機会です。

実習を受け入れてくれた病院や薬局は、日常業務の合間に学生指導を行っており、多大な労力と時間を割いています。

そのため、実習終了後に感謝の気持ちを伝えるお礼状を送ることは礼儀であり、学生としてのマナーといえます。

加えて、お礼状は今後の人間関係や将来の就職活動においてもプラスの印象を与える効果があります。

きちんとした文章で誠意を示すことは、薬剤師という専門職を目指す姿勢にもつながります。

薬学部実習のお礼状を書くときのポイント

お礼状にはいくつかのポイントがあります。まず、形式は基本的にビジネス文書に準じます。

冒頭の挨拶、実習のお礼、具体的に学んだこと、今後への抱負、結びの挨拶という流れを意識するとバランスが良いです。

また、「実習で特に印象に残ったエピソード」を1〜2文程度入れることで、感謝の気持ちがより具体的に伝わります。

長すぎる必要はなく、便箋1枚程度で簡潔にまとめるのが理想です。

病院実習のお礼状の例文

病院実習のお礼状（例文）

拝啓
初夏の候、貴院におかれましてはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
この度は病院実習の機会をいただき、誠にありがとうございました。

実習期間中は、調剤業務だけでなく病棟業務や患者さまへの服薬指導など、大学の講義だけでは学べない貴重な経験をさせていただきました。特に、患者さま一人ひとりに寄り添う薬剤師の姿勢に触れ、改めて薬剤師という職業の重要性を実感しました。

今後はこの経験を糧に、国家試験合格を目指して学習に励み、将来は患者さまに信頼される薬剤師となれるよう努力してまいります。
末筆ながら、貴院のさらなるご発展と皆さまのご健勝をお祈り申し上げます。

敬具
令和〇年〇月〇日
〇〇大学薬学部 〇年 〇〇 〇〇

薬局実習のお礼状の例文

薬局実習のお礼状（例文）

拝啓
〇〇の候、貴薬局におかれましてはますますご繁栄のこととお喜び申し上げます。
この度は薬局実習に参加させていただき、誠にありがとうございました。

実習では、調剤業務や薬歴の確認だけでなく、患者さまとのコミュニケーションの大切さを学ぶことができました。特に、患者さまに分かりやすく説明する指導薬剤師の姿勢から、多くの学びを得ました。

いただいた貴重なご指導を今後の学習に活かし、将来は地域医療に貢献できる薬剤師を目指して努力してまいります。
末筆ながら、皆さまのご健康と薬局のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。

敬具
令和〇年〇月〇日
〇〇大学薬学部 〇年 〇〇 〇〇

メールで送る場合の例文

最近では、実習終了後にメールでお礼を伝えるケースも増えています。

手紙と同様に感謝の気持ちを伝えつつ、件名や署名を入れて簡潔にまとめることが大切です。

メール例文

件名：薬局実習のお礼（〇〇大学薬学部 〇〇 〇〇）

〇〇薬局
〇〇先生

お世話になっております。〇〇大学薬学部〇年の〇〇 〇〇です。
この度は実習の機会をいただき、誠にありがとうございました。実習を通じて患者さま対応や調剤の基本を学ぶことができ、大変貴重な経験となりました。
今後は学びを活かしてさらに努力し、将来は地域に信頼される薬剤師を目指します。
今後ともよろしくお願いいたします。

〇〇大学薬学部 〇年
〇〇 〇〇
メール：xxxx@xxxx.com

まとめ

薬学部の病院実習や薬局実習を終えたら、お礼状を送ることは社会人としての第一歩です。

感謝の気持ちを伝えるだけでなく、自分が何を学び、今後どう活かしていくかを書くことで誠意が伝わります。

本記事で紹介した例文はそのまま使える形式になっているため、悩む時間を減らし、スムーズに感謝を伝えられます。

形式にとらわれすぎず、素直な気持ちを言葉にすることが一番大切です。

薬学部の学生として良い印象を残すためにも、実習終了後には早めにお礼状を用意しましょう。